馬場秀和のマスターリング講座私見
Scoops RPGに白河堂さんが『まず馬場理論に背を向けるところから始めよう』というコラムを載せていたので、この機に馬場秀和のマスターリング講座についての私見を少し書きます。
なお、白河堂さんは非常に真っ当なことを書かれています。
むしろこんな真っ当なことを今更書かねばならないという事実の方に、問題の根の深さを感じます。
私にとってTRPGは一番目の趣味ではないのでさほど馬場講座に対する世間の評判を丹念にみたわけではないのですが、白河堂さんによると馬場講座は真っ当に評価されていないようです。
実際に私の見た範囲でもそう感じます。
それは何故でしょうか。
たいていの議論では、馬場講座とは何であるのかという前提条件がそもそも間違っている様に思います。
では馬場講座とは何でしょうか。
それは馬場講座の冒頭に書かれています。
第一章の冒頭「マスターリング講座を始めるに当たって」より、
「この講座は、既にゲームマスターを何度か経験している方々を対象に「ゲームマスターとしてもっと上達するには、どのようなことを念頭に置き、何を努力すればよいのか」という疑問に答えることを目的としています。要するに、マスターリング全般に関して「方法論」を提供すること、これが本講座の狙いです。」
また「第一章を始めるに当たって」より、
「本講座では、「RPGはゲームである」という前提の元に、RPG上達のための方法論を提供してゆきます。」
とあります。
つまり馬場講座は、「上達を志すマスター経験者に、ゲームであるRPGのマスターリング上達の方法論を提供する」というのが大前提になっているわけです。
かなり限定された条件であることがわかるかと思います。
それ以外のことは、書かれていないか枝葉末節か、はたまた理論化されていない部分であると断じて構わないでしょう。
ですから、馬場講座からRPG界全体のことであるとかプレイヤーのことであるとかキャラプレについて語るのは、そもそも馬場氏はそんなことを前提にして書いてはいないということに留意すべきだと思います。
私は馬場講座に関しては、前提条件に従う限り、非常に良くできた論だと思っています。
少なくとも、現時点であれだけ理論化されて入手が容易なマスタリング論は他にはないのではないでしょうか(あるかもしれないですが)。
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コメント
D&D3eDMG、アリアンロッド上級ルール、アルシャード「アメージング・ワールド」、トーキョーN◎VA「ストレイライト」いくらでもあるよ?
素人のマスタリング講座よりよほど有益。
投稿: 視野を広く。 | 土曜日, 11月 13, 2004 11:14 午前
微妙だね。金取らないと有益なマスタリング講座が入手できない、っつーのも。
投稿: 結局GM講座も金儲けの道具かよ | 土曜日, 12月 25, 2004 09:52 午後
資本主義の世の中じゃ、対価を支払うのは当たり前だと思うよ。プロが時間を割いてテクニックを文章化してるんだし。第一古すぎるアマチュアのテクニック自慢(実績の裏付けが何もない)に何の意味があるんだw
投稿: 遅レスだけどさw | 土曜日, 4月 07, 2007 01:39 午後