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第一回RPG全国共通一次試験・設問1の回答

 Spoofs RPGの白河堂さんのコラム(?)より。
要望もあったことですし、少し考えてみました。

設問1: なぜRPGは、「コミュニケーションの遊び」「社交的な会話の遊び」と常識のように言われながら、肝心のコミュニケーション技術に関して、具体的な上達方法がRPG畑から提唱されてこなかったのか、「社交的な遊び」であるはずのRPGがしばしば失敗や崩壊の憂き目にあう問題の原因は、一体どこにあったのか。これらの問題について、あなたの考えを述べなさい。(自由回答)

 回答

 まず初めに。
すごろくのすごろく盤、じゃんけんの手の様にTRPGにおいては言葉が世界を形作っていますが、しかしながらごっこ遊びの様にコミュニケーションのみで世界が作られているわけではないです。
TRPGではそれ以外にも様々なものが使われているので、コミュニケーションを利用した遊びではあってもコミュニケーションのみの遊びではないですね。
ひいてはコミュニケーションだけを上達したからと言って、TRPGがうまくなるというわけではないということです。

 ただし、蛇足ですが具体的な上達方法が提唱されなかったわけではありません。
初心者向けルールや講座にはきちんと書かれていたのではないでしょうか。
5W1Hに留意して行動宣言するとか、相手の目を見て聞こえる様にはっきりと発言しましょうとか、相手の話をちゃんと聞くですとか。
今書いたのは基本的なことですが、意外に人間は基本に忠実であることは意識していないとできないものです。
行動宣言で5W1Hを常に念頭においている人は少ない(私もしてません)のではないかと思いますが、基本をおろそかにしていて上達はありえないでしょう。
あともう少しテクニック的なことも見た覚えはあるのですが、ここではそれは設問の中心ではないのでパスします。

 TRPGではコミュニケーション以外の大きな要素に、ゲーム的要素があります。
ゲームでは勝ち負けがあるのはごく普通です。
セッション崩壊はファンブルに近い負けであるという認識です。

 補足

 コミュニケーションとは、感情や考えなどを言葉や身振り手振り・目配せ等々によって相手に伝えることと同時に、相手の発した情報を理解することもまた含まれているわけです。当たり前ですけど。

月夜埜綺譚では、コミュニケーションに関する項目は審判向けガイドの最初の方に少しある程度です。
そこではプレイヤーの話を聞くことと、その中から面白そうだと感じた部分を抜き出すことを重要視しています。
それからコミュニケーションと銘打っていませんが、行為判定のところでプレイヤーは手段と目的を伝える様にと書かれています。
手段は難易度を決定し、目的はロール後の結果を決定するのに使用されます。
個人的にはこの二つを的確に伝えることとマスターの話を理解することがTRPGプレイヤーのコミュニケーションの基本ではないかと思います。

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